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"神はいない"…シン・グは主張しイ・サンユンは反論する
2020-07-17

[CBSノーカットニュース ムン・スギョン記者 2020.7.17]

 

[リビュー]演劇 'らと酢セッション'…フロイト VS ルイス、神についての仮想論争

(写真=パークカンパニー提供)

 

演劇 'ラストセッション'はアメリカの劇作家マーク・セイント・ジャーメインが著書'ルイスvs.フロイト'(アーマンドM. ニコライ)から霊感を得て書きおろした二人芝居。ニューヨークのオフブロードウェイで2年間に775回公演されるなど好評を博し、今回は国内初演となる。

この作品は 'ジークムント・フロイト(1856~1939)と C.S ルイス(1898~1963)が実際に合っていたら?'という想像を舞台に移した。


精神分析学者として有名なフロイトは無神論者だった。"無神論的世界観が科学的世界観"との信念を持っていた。反面'ナルニア国物語'の著者ルイスはキリスト教弁証家(キリスト教を論理的に説明する人)だった。特定の事件をキッカケに無神論者から有神論者に変わって以降彼はフロイトの理論を体系的に批判した。

劇中の背景は1939年、第2次世界大戦(1939~1945) 当時イギリスのロンドンにあったフロイトの書斎。ルイスがフロイトの招待を受けて訪問するところから物語は始まる。

(写真=パークカンパニー提供)

 

フロイト(シン・グ)とルイス(イ・サンユン)は1時間 30分に及ぶ論争を繰り広げる。髪と宗教から始まった論争のテーマは生と死、愛にまで及んだ。

劇中、二人の学者のそれぞれ神と宗教に対する信念ははっきりしている。この信念をもとに休む間もなく台詞の掛け合いが行われる。主張と反論、再反論が続く。あたかも卓球のリレーのように球が行ったり来たりする様子を目の当たりにするがごとく。舞台上の張り詰めた緊張感は客席にまで伝わってきた。

台詞一つ一つが多くの意味を含んでいる。敢えてメモに残したいほど耳に次から次へと突き刺さってきた。対話の主題は深奥で哲学的だが、日常の言葉に置き換えているだけに難解ではない。ただ、二人の学者が休む間もなく論争を続けるため、観ている間は彼らが吐き出す言葉の意味を反芻し吟味する余裕はなかった。

哲学者の論争だが重すぎるわけではない。知的遊戯が感じられる対話の所々に笑いのツボを突くユーモアも込められている。普通の人が会話する時のように、二人の学者が相手の言葉尻を捉え、感情の兆説が効かず言葉を荒げる姿が人間的だった。

(写真=パークカンパ提供)

 

何よりも1時間30分の間、その人物が持つ思想を観客に説得力を持って伝えるため含蓄に富んだセリフを覚え、相手との呼吸を合わせた俳優の努力に頭が下がった。

シン・グは今年85歳、イ・サンユンは今回が演劇初挑戦だ。ナム・ミョンリョル(フロイト)とイ・ソクジュン(ルイス)がダブルキャストとして出演する。

大学路イェス24ステージで9月13日まで。

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